断層ってなんで動くの?
前回、地球の苦痛についておはなししました。
その苦痛は、人にたとえると、
すべて皮膚などの表面で感じるものでした。
ここでは、もうちょっとつっこんだお話をします。
文字通り、皮膚よりも奥につっこんだおはなしです。
人がぶつかったりすると、
次の日にその部分が真っ青なアザになったりしますね。
アザは、皮膚の下で血管が切れることで生じます。
また、ぶつかりかたがヒドイと、
骨折してしまいます。
地球にも似たようなことが起こります。
ぶつかったその痛みに耐えられず、
切れてしまったり、折れてしまう部分があるのです。
正確にいうと「切れる」「折れる」ではなく、
ぐちゃっと「壊れる」です。
ちょっと難しくいうと「破壊」という言葉になります。
このブログを読んでくださっている
好奇心旺盛なみなさんなら、そろそろお気づきでしょう。
そう、この破壊が地震なのです。
そして、破壊した部分が断層なのです。
つまり、
断層は自分の意志で動いているのではなくて、
地殻に加わったぶつかりなどの力のせいで、
その苦痛を和らげるために動くのです。
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