断層地形の例(国府津-松田断層)

2019/04/29

断層地形の見分け方1」で、
長野県北安曇郡白馬村の神城にある
断層地形(断層崖)をみました。
ここでは、それ以外の断層崖を見てみましょう。
東海道新幹線に乗ったことはありますか?
東京から大阪方面に向かうとき、
小田原の手前でトンネルに入ります。
トンネルを抜けるとそこは…
雪国でしょうか?
いえいえまさか。
なんと、断層崖なんです!
トンネルを抜けたと思ったら、
即座に窓の後ろを振り返ってください。

高くそびえる崖があります。
下の地図でいうと、画面の真ん中を境に、
左側が平野、右側が山々になっているのがわかります。
その境目は、影の色が濃いですね。
これが、そのです。

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鎌倉時代に動いた形跡があるようです。
それにしてもすごいですよね。
でかいですよね。
こんなに動く地震っどんなにすごい地震なんでしょ。
残念ながらそれを記載した書物は見つかっていません。
ところで、電車に乗らない人は
「そんな崖、わからん」というでしょう。
では、有料道路なら走りますか?
では、小田原厚木道路を走ってください。
新幹線に乗ったのと、まったく同じ体験ができますよ。
こんな感じです。

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あ、ですがくれぐれも運転中に後ろを振り返らないでください。
バックミラーで確認してくださいね。
日本って、怖いところに主要な電車や道路が走ってますね。
でもこれはどうしようもないのです。
だって、日本は断層だらけなんです。
避けることなど、そもそもできないんですね。